ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

勝手にDaiGo祭り その5 『自分を操る 超集中力』をヨミヨミ。

こんにちは!

ブックヨミヨミです。

 

今日は

『自分を操る 超集中力』

について書きます。

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私は、仕事中いつもソワソワています。

大体1時間から1時間半に1回はトイレに行く…(汗)

トイレ近いのは確かですが、(汗、汗)

どちらかというと気分転換。

 

周りを見ると、

何時間も仕事に集中している人がほとんど。

頻繁に席を立って休憩しているので、

「あいつ、さぼっている」と

陰口叩かれていないかドキドキです。

 

ノンストップで仕事している人の方が変態!

と、私的には思ったりしていますが。(爆)

 

DaiGoさんは前書きで、

かつて自分は学習障害ではないかと

思っていたそうです。

成績も227人中224位だったとか。

 

今のDaiGoさんは大変優秀な方と思います。

子供の頃から秀でていたかと思っていました。

まさか、そんな状況だったとは予想外でした。

 

中学2年の頃自分を変えようと決意して、

集中力の無さをカバーするために

心理学や脳科学の専門書をたよりに

集中力を作り出す方法を研究し始めたそうです。

(こういう所がすごいと思います)

 

その結果、

予備校に通わず独学で

慶応義塾大学の理工学部に合格したそうです。

現在は1日10~20冊本を読み、

企業アドバイザーから講演・研修、執筆、

TV出演までこなしている。

 

『手に入れた今のポジションは

 「すべて集中力のおかげ」』

 

とまで言っています。

さらに、こう言っています。

 

「集中力はトレーニングによって、

 さらに強化することができる」

 

うおお~、高まる期待!

 

やりたいこともやらねばならないことも

山積している毎日。

しかし、思ったように事は片づかず、

イライラしてストレスは増す一方。

集中できない…と思っていました。

 

集中力あったら、こいつら片付くんじゃね?

 

疲れていてもパフォーマンスが落ちない人は

「自動化」「習慣化」という方法で集中力を維持

しているそうです。

仕組みとしては、以下に抜粋します。

 

 1.1つのことにフォーカスして最速で身につける

   ↓

 2.集中力を使わず自動的にできるようになる

   ↓

 3.余った集中力で新しい1つを身につける

 

■集中力の源は、前頭葉のウィルパワー

との項目があります。

ウィルパワーとは、

脳の前頭葉(額から2~3センチ奥)の

思考や感情をコントロールする力だそうです。

 

その、ウィルパワー、

なんと限りがあるものなんだそうです!

集中力を使うたび消耗していくものらしいのです。

しかも、出どころが1つしかない。

枯渇する資源なのですね…

 

集中力を鍛える公式として以下を示しています。

 ウィルパワーを増やす ✖ 

 ウィルパワーを節約する

 

なるほど、精神論の誤りが

とてもよくわかりました。

集中力は枯渇していくのに、

死ぬ気で頑張れって言ったって

いい結果が得られないのはあたりまえです。

 

こんなふうに

きちんと理論的に理解することは

とても重要だと思います。

 

疲れてウィルパワーを消耗しきっている時に

重要な判断はできっこないということを自覚

していれば、できるだけ疲労の少ないタイミングで

判断することが出来るわけです。

 

本書には具体的な集中力をアップする方法が

書かれています。

 

■15分に一度、立ち上がるだけで脳がクリアになる

という項目がありました。

脳に新しい刺激が伝わり、集中力を持続させる効果が

得られるそうです。

そうか、座りっぱなしはやっぱダメなのね。

頻繁に立っていた私は正解だったのだ!(笑)

 

精神生理学者のペレツ・ラヴイー博士の研究で、

90分(集中)+20分(休憩)のリズムが

集中力を高めて持続させる方法だそうです。

 

その他、興味深かったが、以下の項目です。

■即時判断が、ウィルパワーの浪費を防ぐ

 

脳は小さな意思決定の連続によって疲弊していく

のだそうです。

だから、即時判断でウィルパワーの消耗を防ぐ。

以前紹介した「直観力」を鍛えることにも

つながりそうです。

 

集中力を強化のために、

1日のちょっとした注意と工夫で

出来ることを提唱しています。

 

どれか1つだけでもそのアイデア

取り入れることで今よりいい方向へ

変化することが期待できます。

 

私は、即決の他に

「コーヒーとヨーグルトを一緒に取る」

「屋外でウォーキングする」

「クローゼットのハンガーは7つ」

という方法を実行することにしました。