ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

前田裕二 『メモの魔力』をヨミヨミ。

こんにちは!

ブックヨミヨミです。

 

今日は

前田裕二 著

『メモの魔力』

について書きます。

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この本、すごく売れたようですね。

本屋ですごく売れてる感を出しまくっていたので、

読まず嫌いになっていました。(笑)

 

ほんっとごめんなさい、

帯の推薦者の「秋元康」の名前に、

煽りかつ受け狙いの内容だろうと思ってました。(爆)

 

いや、秋元さんは商売上手な人だと思っていますよ。

結果を出している人はすごい。

 ただ、芸能界の商習慣好きじゃないだけで…(爆、爆)

 

読後感としては、

「私もメモを推奨しています!」

と、すごく共感を感じる結果となった。

 

いやあ~、本はちゃんと読んで見ないと

わからないもんですね。

 

著者の前田裕二氏は、

かなり華やかな経歴の方です。

 

現在はSHOWROOM株式会社代表取締役社長。

早稲田大学政治経済学部を卒業後、

外資投資銀行に入行。

ニューヨークに移り北米の機関投資家への

エクティセールスからファンドアドバイザーへ。

2013年のDeNAに入社後、SHOWROOM

立ち上げる。

 

すごいな…

人生順風満帆、イケイケドンドンみたい。

 

SHOWROOMのことを知らなかったので、

wiki先生に聞いてみた。

ライブ配信及び視聴を行える

 ストリーミングサービス」

なのか…。なるほど…。

 

なんか、面白いね。

世界のファイナンス畑を歩いてきた人が

エンタメ業界風へ革命を起こそうとしている。

このふり幅の秘密が当書にあるのだな。

 

以下、目次より抜粋です。

 

◆ーーーーーーーーーーーーーーーー◆

序章 「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない

第一章 メモで日今日をアイデアに変える

第二章 メモで思考をまとめる

第三章 メモで自分を知る

第四章 メモで夢をかなえる

第五章 メモは生き方である

終章  ペンをとれ。メモをしろ。

    そして人生を、世界を変えよう

◆ーーーーーーーーーーーーーーーー◆

 

前田氏は、とにかく、めちゃくちゃ

メモを取ってるようだ。

その徹底ぶりがすごかった。執念すら感じる。

 

結果を出す人は、普通の人とは一違って

何かを徹底して行っているとケースが多い。

それが、「メモ」だったんだな。

 

「メモを取る」という行為は、

すごく思考しなければならない。

しんどいことだと思う。

 

 人間は流されてやすい。

自分の日々の行動に対して、無自覚でいる事が多い。

 

ムダにダラダラ過ごしたり、

テレビやネットの情報に踊らされたり、

身近な誰かが言った意見に影響を受けたり。

 

気が付くと、

思考はルーチン化して省エネモード。

その方が楽だ。

あれこれ思考するって、すごく面倒くさい。

 

でも、思考を面倒くさいと放棄した日常は、

何かを諦めたことでもあるように思う。

 

誰でも納得いく結果として以下になる。

考えない人 → 結果がでない

考える人  → 結果がでる

 

思考を促すメモはやっとく方が、お得だな。

  

私は仕事で毎日メモを取っている。

A4のキャンパスノートに長年バカみたいに

今日の予定と実績を色ペンでポイントを

書き分けて書いていた。

 

朝イチで黒ペンでその日の予定を書き、

夕方に赤ペンで実績を書く。

青ペンではペンディングや気になったことを書く。

 

この行為ですごく助けられた。

自己分析ができ、ムダを省き、

何より、長きに渡り積み上げてきた実績が

実際に積みあがったノートという目に見える形

となって自信につながった。

 

著者のようにものすごい結果を出したわけではないが、

私も「メモ最強!」と思っている。

 書くと書かないとは大違い。

時間が経てば経つほどその違いを実感する。

 

しかし、まだまだ活用しきっていない。

もっと使いこなせば、

可能性が開けてくるんじゃないかと期待している。

私も著者のように超生産的に活用したい。

 

第一章で紹介されている、

メモをアイデアに変える方法が興味深い。

実際のノートの写真が載っていて、

実際に活用されている様子がうかがえる。

 

「ファクト(主観を追記)→

 抽象化(重要度・引用追記)→

 転用(重要度・客観を追記)」

 

①インプットした「ファクト」をもとに、

➁気付きを応用可能な粒度に「抽象化」し、

③自らのアクションに「転用」する

 

著者はこのフォーマットに沿って

日々メモを取っているようだ。

 シンプルで実用的なフォーマットだと思った。

 

巻末に

自己を知るための【自己分析1000問】

が付いている。

 

え、ちょっとくどい問いだ…と思ったけど、

これだけの問いが出せることが

著者が考え抜いてきた証でもある。

 

自分についてもっと考えたい人には

この自己分析質問はとても有意義だ。

 

通常、 

自力で思考の転換を図ることは難しい。

また、

人間は多面的でたくさんの情報を抱えている。

 

思考は固定化されがちであるがため、

これらを引き出して利用することは簡単じゃない

と思う。

 

この状態を打開するには、何か助けが必要だ。

だが、みな、たった一人で

日々の問題や人生の課題に取り組んでいる。

 

自分の内面を書き出すことによって、

自己俯瞰が出来て、新たな道が見えてくる。

 

「メモ」は一人でもブレイクスルーを起こせる

最強ツールだと思う。

 

 

まだ、当書を読んでいない方へ。

 

「メモの魔法」を手に入れてみては

いかがでしょう?

 

日々の小さな習慣が

あなたの人生を大きく変えるかもしれません!!