ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

苫米地英人 『”イヤな他人”も”ダメな自分”も一瞬で変えられる「性格」のカラクリ』をヨミヨミ。

こんにちは!

ブックヨミヨミです。

 

前回、私情爆裂な記事を書いてしまい、

反省して削除しました(汗)

やっぱり、楽しい記事がいいのでね。

 

今日は

苫米地英人 著

『”イヤな他人”も”ダメな自分”も

 一瞬で変えられる

 「性格」のカラクリ』

について書きます。

 

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表紙がマンガでファンキーでんなぁ!(笑)

老若男女の絵が面白く、(眉ふといッ)

じーさんはステテコに腹巻しとる…(爆)

 

誰でも手に取りやすい

フレンドリーな感じはとても

好感が持てます。

苫米地氏の本に出合うチャンスを

広げるような工夫が感じられます。

 

出版社は誠文堂新光社です。

同じ出版社で

『「感情」の解剖図鑑』

出していたようですね。

(既読です)

 

さて、

著者の苫米地氏ですが、

著者紹介の情報量が多すぎて

書ききれません!

 

認知科学者の補足カッコ内に

機能脳科学、計算言語学認知心理学

分析哲学とあります。

 

計算機科学者の補足カッコ内には

計算機科学、離散数理、人口知能と

書かれています。

 

同氏の他の本の感想にも書いてたことが

ありますが、「天才」なんですよね。。

 

YouTubeで喋っているお姿を

何度か拝見しましたが、

意外にブロークンで面白い。

 

この人本当に頭いいよな~って

鋭い切り替えしでしゃべっている。

ぐふふふ~って笑ってるのなんて

なんかかわいくすら見え…(笑)

 

私が苫米地氏の著書の出会いは

2007年のフォレスト出版

「頭の回転が50倍速くなる脳のつくり方」

だったと記憶しています。

(去年また買い直しました)

なんて前代未聞な事が書いてあるんだ…と

びっくりしたもんです。

 

そしてロックオンしたのは、

2008年同じくフォレスト出版

「まずは親を超えなさい」でした。

 

当時、私は親子関係で悩み、

耐えられずに絶縁を選択しました。

でも罪悪感と孤独感から心療内科に通って

抗うつ剤を飲むほどのつらい状況に。

 

その時に私に勇気と希望を与えてくれたのが

「まずは親を超えなさい」だったのです。

この本に出合えて本当に良かったと思いました。

今現在、私は自由に生きています。

 

なので

はっきり言って、

ただのファンです。(笑)

 

さて、

お題の「性格」。

 

私はメインフレーム

(金融系で多く使用されている

旧タイプの大型コンピュータ)の

システムエンジニアという

仕事をしていています。

(現在、体調不良の為休職中…

 で、ブログ書いてる)

 

働く場所は、システム構築する

いろいろな現場(会社)に行きます。

 

家を建てるのとよく似ています。

建設に携わる大工さん

みたいなものです。

Aさん宅、Bさん宅と

仕事をする場所が変わります。

 

当然、人間関係が毎回変わります。

特に繁忙期には

システム構築に必要な人が

多く集められます。

 

集められた技術者同士は、

相互理解のチャンスも少ないし、

同じ価値観の共有もない。

(唯一あるのはプロジェクト・

 ミッション・コンプリート)

スキルも玉石混合。

人間関係が悪化する場合もよくあるのです。

 

私に関しては、

「頑固な性格で人の意見を聞かない」と

陰口を言われたことがありました。

 

別の現場では、

「 ヒューマンスキルが高く、

 常識的で協力的な人間」と

評価されたり。。

 

一体なんやねん?って思いました。

別に二重人格ってわけではありません。

一貫して私は私としてふるまっていただけ。

 

ボロクソ悪口を言われた現場は

私のスキルとのマッチングが良くなかった。

(又は責任のとれない仕事を無茶ぶりしてくる)

 

高評価だった現場は

私のスキルとジャストマッチだった。

(又は環境が整っていて働きやすかった)

 

現場での貢献度に差が出たのが事実。

 

結局、

無責任な性格評価をする他人は

その人達にとって

得になった人間か

得にならなかった人間かで

評価したに過ぎない。

 

他人の評価って、

主観的な利害関係が絡む

相対的なものなんだと

思ってからずいぶんと

気持ちが楽になりました。

 

そして、

そのことに気が付かず

鬼の首を取ったかのように

他人に「~な性格」と

安易にラベリングする人を

 

無知で

他人に対するリスペクトがない

恥ずかしい野蛮人だと

軽蔑するように…(爆)

 

そんな経験があったので、
近年、性格について悩んだことが
ありません。(爆、爆)

 

新たな現場に行く場合に、

通常の転職同様に面接があります。

その際にまれに自身の性格について

問われる場合があります。

 

自分自身で性格を評価する場合でも、

「明るい」のか「暗い」のか

一側面では語れない。

どっちもあると思っているから。

状況に応じて現れる部分が違ってくる。

(高評価になるような回答はするが…)

 

一般的に言われる「性格」って

実態が無いものだとは思っていました。

 

でも、その人なりを示すものは

確かにある。

  

みなさんは

「性格」についてどのような

認識を持っているのでしょうか。

 

今回、当書を読んで

「性格」に対する

一般的な認識は改めるべきだと

改めて思いました。

 

その思い込みが

あなた自身や周りの人達の

可能性を狭めているからです。

 

人間は社会的な生き物である

ということは周知なのに、

人間自身や人間関係のことに

関する知識があまりに欠如してると

痛感せざるおえません。

 

より良い人生を送るのに

なにより大切な

知識なのではないでしょうか?

 

今回は、

以下に本書の目次を書いちゃいます!

 

私のように長年の苫米地ファン読者は、

新しい発見が必ずあります。

 

苫米地氏の著者が初めての読者の方は、

あなたの人生を変えるとっても重要な情報が

びっしりつまっています。

 

*===============================*

〔目次〕

 

1.「性格」とは何か

  ▼「性格」は存在しない

  ▼ブリーフシステムが、人の選択や行動を決定する

  ▼誰かの「性格」について話すことは、

   自己紹介にほかならない  (<==ブックヨミヨミ禿同!)

  ▼人は、他者との関係性によってのみ、

   自分を規定することができる

  ▼「性格」や「心」に悩んだり振り回されたりするのは

   ナンセンス

 

2.「性格」についての悩みを、本気で解決する方法

  ▼「性格」の正体を知ることで、自分や他人の

   ありのままが見えてくる

  ▼その「性格」は本当に変えるべきなのか

  ▼時間は未来から過去へながれている

  ▼環境を変えれば、行動パターンも変わる

  ▼脳の「サボリ」が、自己イメージを固定化する。

  ▼コンフォート・ゾーンとホメオスタシスが、

   自己イメージをさらに強化する

  ▼失敗をしたときには「しまった!」ではなく、

   「自分らしくない」と言おう

  ▼ポジティブな自己対話は、

   エフィカシーを高めてくれる

  ▼ネガティブな「外部の言葉」には、耳を貸さない

 

3.なりたい自分になる具体的な道筋

  ▼「やりたくないこと」をやってはいけない

  ▼「やらなくても大丈夫」なことは、意外と多い

  ▼人生にゴールを設定すれば、

   すべては「やりたいこと」に変わる

  ▼「自分がワクワクできること」が、ゴール設定の基本

  ▼人間の脳には、「他人の幸せ」を「自分の幸せ」

   とする仕組みがある

  ▼やりたいことが見つからないときは、

   「何をすれば他人が喜ぶか」を考える

  ▼ゴールは、「現状の外側」に設定する

  ▼「ゴールに向かって進む自分」を

   イメージすることで、道筋が見えてくる

  ▼人間の脳は、文字情報だけでも

   臨場感を感じることが出来る

  ▼記憶は、新たに作成することができる

  ▼「恐怖」という感情こそが、なりたい自分に

   なることを妨げている

  ▼会社で働きながら、「現状の外側」を

   見ることはできない

  ▼「性格」を変えるうえで、なぜ「ゴールの設定」が

   効果的なのか

 

4.日本人の「性格」は、こうしてつくられた

  ▼「性格を変えたい人」は「本当は変わりたくない人」

    である

  ▼人はさまざまな幻想に支配されている

  ▼日本人の「国民性」は儒教によって作られた

  ▼日本人の奴隷化計画に使われた、

   儒教思想

  ▼占領軍による、「アメリカ主義」の

   ブリーフシステム化

  ▼日本の地理的条件」が育んだ、日本人の従順さ

  ▼日本人の「国民性」の光と壁

  ▼「優柔不断」「自己主張しない」は、

   むしろ美徳

  ▼「他人のため」という視点をもって生きる