ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

天野尚 『ネイチャーアクアリウムNATURE AQUARIUM展』 をミルミル。

こんにちは!

ブックヨミヨミです。

 

今日は

天野尚 

ネイチャーアクアリウム

 NATURE AQUARIUM展』 

について書きます。

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本ではありません。

でも、とても美しく感動したので

ブログに残しておきたいと思います。

 

本展は、

東京ドームシティで

2017年11月8日(水)~

2018年1月14日(日)

2018年1月21日(日) ※延長になったようです!!

までの期間でやっています。

 

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この天野さん、

全く知りませんでした。

でも、丸ノ内線の広告で見かけて

とても気になっていました。

なんだか、すごい人そうだ、

との印象を醸し出している。

 

なんと、元競輪選手。

数々の世界的賞を受賞し、

世界的な水系クリエイターに

なったという面白い経歴の人です。

 

私は水族館が好きです。

そんなに行ったりしませんが、

いつも通っている病院の水槽に

大人らしからぬ態度で釘付けになっています。

ぜったい周りから見たら挙動不審者点…(爆)

 

魚を飼育していたこともあります。

稚魚が生まれてすごくうれしかった。

でも、そのうち共喰いやいじめが始まり、

病気やへんな物質が繁殖し、

水槽内が阿鼻叫喚の地獄と化してしまい…(爆)

今でも部屋に空の水槽を置いています。

いつか、また飼いたいなと思って。

 

そんな私からすると、

何年もかけてアクアリウムを育てていく

という壮大な芸術は畏敬の念すら感じます。

 

ポルトガルリスボン海洋水族館に

天野氏がプロデュースした「水中の森」という

作品があるそうです。

その作品課程のビデオが放映されています。

それがとても印象的でした。

 

天野氏のカリスマ性、厳しさや真摯さ、

スタッフの悪銭苦闘。

そして出来上がった美しく揺らめく水中の緑の楽園。

リスボン海洋水族館の館長の話がとても良かった。

このプロジェクトにかけた思いが伝わる、

胸の熱くなる内容でした。

 

苦労して作成した美しい水槽の前で、

観覧者がひと時夢のような時間を過ごす。

恋人や家族、手をつなぎだり肩を寄せ合ったり

しながらともに時間を過ごす。

 

天野氏が誇りをもって取り組んだ仕事は

幻想的なアクアリムである以上に

もっと豊かなものを見る人にもたらしていると

感じました。

 

写真家でもあった天野氏は

壮大な自然の写真も撮っています。

迫力に圧倒され、

見たことのない美しさに、

嬉しさを感じます。

 

残念ながら、

天野氏は2015年8月に61歳の若さで

お亡くなりになったようです。

本当に残念です。

きっとまだまだ美しい物を

発見し創造してくれただろうと思います。

 

水槽類の機材にADAというデザインが

とても美しいブランドがあります。

スタイリッシュで水槽の中の風景を邪魔しない。

今回の展示会で、アクアデザインアマノの

製品だと知りました。

 

こんな人がいたとは、

こんな美しい作品を作成していたとは、

知っておくと、人生豊になるものです。

是非、足をお運びください。

 

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