メンタリストDaiGo 『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』をヨミヨミ。
こんんちは!
ブックヨミヨミです。
今日は
メンタリストDaiGo 著
「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」
について書きます。
メンタリストのDaiGoさん、テレビに出てますし、
もはや知らない人はいないでしょうね。
人の心を作ることに興味を持ち、
人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。
その過程でメンタリズムに出会う。
(当本の著者紹介と以前に読んだ本より)
テレビではマジックっぽいことをしていたので、
なんか胡散臭さ~と思っていました。
(みなさんもそうでないかと…(笑))
しかし、とても立派な学歴であったり、
他の著書を読んでも研究者気質であることが判ります。
万人受けするキャッチーな所はマーケティングの上手さ。
可能な限り新しく信ぴょう性の高いエビデンスのある情報を届けようとする
真摯な姿勢のDaiGo氏は、信頼できる著書の一人と思っています。
私は過去、自分の興味や仕事の関係で20回ほど引っ越ししています。
引っ越し経験者ならわかっていただけるはずですが、
荷物を箱に詰めるのは地獄の作業です。
大きなものはすぐ片付きますが、細かいものがなかなか梱包できない。
どこに入っているかわからなくなる、とか
これ割れそうだから工夫して詰めないと、とか…
疲れる…つかれる…
引っ越し前日に徹夜とか何回もありました。
近々の引っ越しは業者さんに梱包をお願いしました。
昨今は断捨離流行り。
私も頑張ってずいぶんと捨てました。
でも、溜まっていくんですよね。なぜだか。
今年の衣替えは2日もかかりました。
片づけ最中の部屋で、山積みの衣類や寝具に埋もれて寝てしまいました。(汗)
本書の中で以下の事が語られています。
「片づけ=自分のリソースを目標に向かって集中できる環境をつくること」
「片づけは、大切なことに使える時間お金、体力や注意力を最大化します。
これを言い換えれば、自分の人生を思い通りに操れるということです。」
人生で一番価値あるものって何でしょう?
私は「時間」だと思います。
「時間」は自分の限られた「生命」そのものではないでしょうか。
「ビジネスパーソンが探し物に費やす時間は年平均150時間」
とも書いてあります。
非生産的な事に自分の生命を年間150時間、6日以上も使っている…
知らず知らすに自分の生命の浪費をしているということですよね。
私はテレビを持っていません。
捨てました。まだ全然使えるのに。
理由は、だらだら見続けてしまうから。
たくさんやりたいことがあるのに、
テレビに支配されている自分が恐ろしくなったのです。
今、テレビ無くなったおかげで快適です。
テレビを見ないだけで、家でのリラックス度が格段にアップしました。
テレビを付けているだけで、実はかなり疲労するという事に気が付きました。
雑音の有無でどれくらい集中力の消耗に差があるかを、
身をもって体感しています。
疲れると、行動を起こせなくなります。
「スキルアップの為に勉強したい」
「起業の為に準備したい」
「趣味にもっと時間を使いたい」
「もっと睡眠時間を確保したい」
みんな「時間が欲しい」と渇望しているはずです。
そして、当書に興味のある方は今の自分の状況を変えたいと
思っているのではないでしょうか。
気力では、無理です。
私たちは何回もトライして失敗してきました。
自分がやりたいことに集中できるように、
自分の環境をシステム化してしまうのが一番いい方法だと思いました。
当書のモノが勝手に減っていく7つの質問の一つに以下がありました。
「長期旅行に持ってい行きたいモノか?」(トラベラー思考)
過去、私はやりたい事をやるために実家を出ました。
その時の荷物は小さなカバン1つでした。
本当に必要なものを最小限だけもって自分の夢に向かって行ったのでした。
(玉砕しましたが…でもその行動のおかげで今があります)
人生にとって本当に必要なモノって何だろう。
自分の幸せの為に必要なモノってなんだろう。
どんな未来が自分にとって幸せなんだろう。
そのためにいま自分はどうあるべきなんだろう。
私は幸せになるにはカバン一個で足りたんだということを思い出しました。
今も心熱くする思いがあります。
身軽になって、そのことに集中しようと思いました。
当書の引用です。
「本書は、部屋がきれいになることをゴールにした本ではありません。
片づけることによって、人生を最大化し、幸福を手に入れるための本です。」