ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

勝手にDaiGo祭り2 その7終 『秒で見抜く スナップジャッジメント』をヨミヨミ。

こんにちは!

ブックヨミヨミです。

 

今日は、

『秒で見抜く

 スナップジャッジメント

f:id:bookyomiyomi:20190713214358j:plain

について書いきます。

 

だいぶ間が空いてしまいました…(汗)

 

ひとつ、この本にモノ申したい。

表紙の写真、なんでコレ?

…全体的に、怖いよ…

怪しさと威圧感ありありですよ…

他にいいデザイン無かったんか~い!

 

知人に

「最近、DaiGoさんの本や動画をよく見るよ~」

と、話したら

「…DaiGoってさ…怖い…

 なんか見透かされる感じがして…」

との返答あり。

 

私とすれば「???」だった。

私はむしろ面白く感じてしまう方なんだが。

なんで怖いのか全く理解できなかった。

 

そんな違和感を感じたまま

日々を過ごしてふっと気が付いた。

友人が感じている怖さとは、

こんなことだったんでは、と。

 

『自分を見透かされることで、

 意のままに操られ

 利用されることへの恐怖』

 

いろいろと本を読んでいくことで、

私は以下の認識を持っている。

 

『社会の常識は、

 誰かの利益の為に情報操作されている。

 (そもそも私たちは何らかの形で洗脳済みである)

 それを前提に、可能な限り正確な情報を取得し、

 物事を考えること。』

 

誰かに利用されることにむやみに怯えてどうする?

そもそも誰かに利用されまくりながら

生きているのが現実じゃないか。

私はそんなスタンスだ。

 

DaiGoさんのことをよく知らないにしても、

怖いと思うのはどうだろうか?

 DaiGoさんの知識と理解がないからだけ?

 

件の知人は常識的でとても面倒見のよい人だが、

本はあまり読まないようだ。

 

日々の生活に追われる

人々のほとんどがそんなもんだろう。

知識が無いとその分怖いものも多い。

知らないものが怖いのは人間の本能だ。

 

大変申し訳ないが、

自分の立っている所のみ安全で、

それ以外はあやしいと思いながら

生きているようだ。

 

知識は世界を照らす明かりだとは

よく言ったものだと改めて思った。

 

もちろん、

私自身も世の中知らない事がほとんどだ。

知らなさ過ぎて泣けてくる。

 

しかし、

無知であることを自覚しているからこそ、

いたずらに決め付けしないことを肝に銘じている。

この姿勢こそが、

私の社会や他人に対する誠実さだと思っている。

 

たかだか世間話からのこの考えは

傲慢で飛躍し過ぎだろうか?

 

ひるがえって表紙が怖い件。

 

多くの人が人間関係で問題を抱えている。

そして思うのだろう。

自分が利用されないようにしよう、または

自分が有利になるように他人を誘導しようと。

 

他人に対する疑心暗鬼な後ろ暗い気持ち。

相手に判らないように他人を利用する

後ろめたさ。

その気持ちを乗り越えてでも、

何とか出来る方法があるなら手にしたい。

 

この本の表紙は、

他人に対して自分に有利な特別なアプローチをしたい

欲求を持つ人の心象を表している表紙なんだなと

思い至った。

 

これまた、飛躍した話かなぁ…

 

さて、

以下は本書の目次からの抜粋です。

 

◆------------------------------------------------◆

 

第1章

人を見抜く前に知っておくべき

3つの誤解

◎他人を見破れない人がハマる3つの誤解

 〔誰もが、他人を見抜く力いを持っている〕

 1.人を見抜くには時間がかかる

 2.人の心は表情と行動で見抜ける

 3.人を見抜くには特殊なテクニックが必要

 

第2章

能力を見抜く

7つのスナップジャッジメント

◎あなたは、付き合う相手を間違えていないか

 〔相手の能力はここで判る〕

 1.相手の「知性」を見抜く

 2.相手の「将来の業績」を見抜く

 3.「権力を握る人」を見抜く

 4.相手の「創造性」を見抜く

 5.「幸福な人」を見抜く

 6.「口だけの人」を見抜く

 7.「嫌われる人」を見抜く

 

第3章

正確を見抜く

3つの方法論

◎相手の本性を一瞬で見破る

 〔性格を見抜く大事なポイント〕

 1.相手の好みをパッと見抜く

 2.行動と外見から見抜く

 3.さらに性格を深堀りするには?

 

第4章

ウソを見抜く

4つの戦略

◎他人の嘘はここでわかる

 〔「嘘を見抜く方法」は本当に有効?〕

 1.シミュレーション戦略

 2.言語フォーカス

 3.無意識を信じる

 4.他人を無闇に信用する

 5.リードテクニック

 他.バレない嘘をつく4つの方法

 

第5章

パートナーを見抜く

5つの着眼点

◎恋愛や結婚で失敗しない相手の選び方

 〔正しいパートナー選びには法則がある〕

 1.出会いのチャンスを見抜くには?

 2.なぜかモテる人を判断するには?

 3.危ない異性を見分けるには?

 4.破局・離婚の危機を見抜くには?

 ※目次は付番されていないので、

  便宜上私で番号記載。

  〔〕内の文も5つの視点の1つと思われる。

 

第6章

やばいやつを見抜いて

自分を守るための3つの防衛線

◎絶対、近寄ってはいけない「危険人物」の見抜き方

 〔「ダークトライアド」に気をつけろ〕

 ※目次に付番された項目なし

 

第7章

8週間トレーニン

◎「共感力」を高めて他人を見抜く

 スナップジャッジメント・トレーニン

1.第1~2週 純文学に触れる

2.第3~4週 不快感を導入する

3.第5~6週 人知を超えたものを感じる

4.第7~8週 内受容を鍛える

5.第8週以降 実践で使ってみる

 

◆-------------------------------------------------◆

 

嘘を見抜く方法がとても興味深い。

(以下抜粋)

 1.シミュレーション戦略

   相手の身になって考えてみる

 2.言語フォーカス

   「言葉つかい」から見抜く

 3.無意識を信じる

   いろいろ考えるより直観を信じる

 4.他人を無闇に信用する

   人を信じる人は嘘を見抜く能力が

   高まりやすい

 5.リードテクニック

   最初から相手を有罪とみなした

   状態で質問を行う 

 

通常のコミュニケーションの基本が

ほとんどだと思った。

 

「相手の身になって考える」

「言葉づかい」

「直観を信じる」

「人を信じる」

 

以上は日常的に行っている。

ただし、どのような方法などとかは

特に意識的に行っていることではない。

 

当然、本書の中にはそれらに関する

心理学に裏付けられたテクニックが書かれている。

改めてそこのところを強化したい。

 

そして、なんと言ってもキモは

「リードテクニック」かな。

 

クローサー」という海外ドラマを

見たことがありますか?

事件解決の際、主人公の女性刑事の

尋問のすごいテクニックが披露されます。

この圧倒的実力ゆえ、部下から信頼と尊敬を

得ています。

 

メンタリストとして世に出た

DaiGoさんもこのリードテクニックが

とても上手だと思われます。

 

交渉の仕事をしていない私は

あまり使わないテクニックかな。

しかし、交渉を必要とする人は

身に着けてたらかなり有利かも。

パートナーの浮気を暴露させたい場合も(爆)。

 

共感力を高める8週間トレーニングでは、

以下の事をやってみたいと思っています。

・「純文学に触れる」:純文学を読む

・「内受容を鍛える」:ボディスキャン瞑想

 

読後の感想としては、

表紙が好みでないこともあり(笑)

DaiGoさんの本の中では印象薄めでした。

 

しかし、感想を書き始めてみると、

自分自身でもちょっと驚くようなことを

考えていたことを発見できてしまい、

少々困惑さえしてしまいました。

 

人間は他人との関わりの中で生きて行く生物。

自分の為だけでなく、

他人にとってもよりよいコミュニケーションが

取れるならこんなに素晴らしことはありません!

 

自分も周りの人達も笑顔でいられる

そのための知識とテクニックを習得するために

当書を活用してはいかがでしょう!!