ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

長倉顕太 『頭が良くなり、結果も出る!モテる読書術』をヨミヨミ。

こんにちわ!

ブックヨミヨミです。

 

今日は

長倉顕太 著

『頭が良くなり、結果も出る!

 モテる読書術』

について書きます。

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表紙、ショッキングピンクです!(笑)

 

帯の文字にも目が行きます。

「筋トレするより、

 1日1冊、本を読め!」

 

著者である長倉氏は、

現在はマーケティングコンサルタント

フリーパブリッシャーとのこと。

 

なんだ、「パブリッシャー」って?

馴染みのない言葉だったので

調べてみました。

 

どうやら、

出版社、版元、発行者発行元等の

意味があるようです。

 

著者紹介で、

以前に出版社に勤務して、

その間10年で手掛けた書籍は

1000万部以上とありました。

 

最近の本は3万部売れればベストセラーと

言われるそうです(これも著者紹介にありました)

 

確かに、「〇部増刷~」と、

帯に売れてるアピールで書かれている部数が、

以前に比べて少なくなっているのは

感じていました。

 

長倉氏は、

本の売り方を熟知したプロ中のプロ。

その人が読書術について書いている。

そして、表紙がなんともキャッチー(笑)。

 

「買うぜ!!」

と、鼻息荒く本を抱えてレジに走りました(爆)。

 

私はリアル本屋をこよなく愛しております。

この世で一番好きな場所は本屋です。

 

あんなに楽しい場所ってありますか?!

大人の遊び場。夢の世界。

一生居ても飽きないと思っています。

 

ビジネス書、旅行の本、健康、歴史、

芸術、漫画、建築、科学、IT…

人間の知の宝庫です。

しかも、本を開けばどんな世界へでも

一瞬でワープできてしまう。

 

情報を取得する手段として

ネットはこの上なく便利で、

今の世の中に必須のインフラです。

 

でも、情報は自ら志向したものになってしまう。

「検索」は、その情報を知っているからこそ

出来ることです。

知らなければ、「検索」もできない。

 

私は週に3回以上は本屋に行きます。

思いがけない出会いを求めて。

知らない何かに出会えるのを楽しみに。

 

私がよくいく本屋は以下のお店。

丸の内、後楽園、お茶の水丸善

浜松町の文教堂書店、

六本木のブックファースト

(あおい書店の頃が好きだったが…)

なくなっちゃけど、六本木の青山ブックセンター

六本木のツタヤ、

有楽町、池袋の三省堂書店

池袋のジュンク堂旭屋書店くまざわ書店

近所の小さな本屋さん…

 

休日は2~3軒は、はしごします。

大型本屋でも、それぞれに特徴があって

出会える本が違う場合もあるからです。

 

よく妄想したもんです。

十分な食料と飲料と共に

本屋に閉じ込められないかと。

毎日本だけ読んで生活する。

…夢のようだ…(うっとり)

 

はっ!

寄り道しすぎてしまった。

(関連が無いわけではないが…)

 

 

 当書では力説しています。

「1日1冊、本を読め!」と

 

帯に以下の文言があります。

 

*-----------------*

「人にもお金にも運にもモテまくる!」

 

「仕事・お金・人間関係・時間・SNS・

 夢・目標達成・人脈・コミュニケーションなど

 人生を生き抜く秘訣が満載!」

 

「意志が弱い人でも、脳が興奮して本をめくる

 指がとまらなくなる『禁断の読み方』を

 伝授!」

*-----------------*

 

まず、この帯に書かれている内容について。

まさに私が読書に期待していることです。

 

読書は、純粋に娯楽として楽しい側面と、

私がなにより重要視しているのが、

人生を生き抜いていく上で必要な

武器としての知識を得たいと思いです。

 

一人で考えることはたかが知れている。

多くの人の知恵を借りるのに、こんなに

手軽で安価な方法があるのだろうかと

思っています。

 

仕事・お金・夢・目標達成あたり

刺さる人は多いのではないでしょうか。

 

そしてもう1点。

売れる帯になっていて

すごいってことです。

 

本屋ウォッチャーの私としては、

「今、どんな本が売れているのか?」

を見るのが好きなのです。

 

売れている本は、

読者のニーズ(ウォンツ)を刺激している。

一種の心理戦のように思えるのです。

 

本を売るために、

いろいろな工夫をしているのを

面白いと感じています。

 

当たり前だけれども、

認知されなければないのも同じ。

どんなにすばらしい内容でも、

売れて読者の手に渡らなければ意味がない。

 

「売れる」ってすごく重要な事です。

 

そのプロ中のプロである

長倉氏の著書の帯だけでも、

様々なことが読み取れるように思えます。

 

当書は読みやすい書き方をされています。

もっとノウハウ的な内容かと思っていましたが、

違っていました。

 

現在の情報のトレンドの解析、

新しい本の読み方の提唱、

読書を通じての生き方論と、

広がりと深さは意外にもスケール感がありました。

正直、期待以上で考えさせられることが

多々ありました。

 

1日1冊本を読んで行こう。

 

そう思った1冊です。