ブックヨミヨミの読書感想ぶんぶん

雑食系の読書感想文!

堀哲也 『日本株 独学で60万円を7年で3億にした実践投資法』をヨミヨミ。

こんにちは!

ブックヨミヨミです。

 

今日は

堀哲也 著

日本株 独学で60万円を7年で

 3億にした実践投資法』

について書きます。

 

f:id:bookyomiyomi:20190904092034j:plain

 

株の最低限知識が欲しいと思いながら

ただただ過ぎてしまった時間…

この本もいつ買ったか覚えていない…

2017年版なんで、2年前か…

 

丸の内丸善で株関連の本を数冊

まとめ買いしたことはだけ覚えてる。

その時、「勉強しよう!」との

熱が高まっていたのね。

 

先に感想を書いた

「めざせ「億り人」!

 マンガでわかる最強の株入門」

を読んで、すっかり気分を良くした私は

続けて当書に着手。

 

全くなにも知らない素人の私が

読むのに適切かは疑問だ。

なんせ、いきなり「60万円→3億円」(爆)

基礎知識が知りたい人が読む本なのか?

過去の私よ、なんでこの本買った??

 

 

以下、目次より

 

◆-----------------------------------------◆

 

第1章 資産3億円を目指すための投資戦略

 1.株で少しずつ儲けるだけなら、

   実は難しくない

 2.3億円を目指すための道のり

 3.とるべき投資戦略を選択する

 4.資産を激増させるためには集中投資を

 5.投資の経験を積む

 

第2章 成功する人は他の投資家が買いたくなる

    銘柄を先に買っている

 1.株で儲ける人は株価の歪みに気づいている

 2.市場の歪みが認識されるきっかけがでた時

   に株価が上がる

 3.業績が良い・割安でも株価が上がる

   わけではない

 

第3章 投資すべき銘柄の選び方

 1.どのような銘柄なら儲けられるか

 2.どうやってギャップある銘柄を探すのか

 3.投資候補から除外すべき銘柄とは

 4.投資すべき銘柄かどうかの判断のしかた

 5.上方修正期待銘柄の探し方

   ・投資候補の銘柄はこうして探す

   ・最新の進捗率を確認する

   ・株価が割安かどうかを見るため

    期待PERを計算する

 6.赤字会社の中から業績回復が見込める

   会社を探す

 7.株価ギャップを探す様々なパターン

   ・「買収されそうな会社」を狙う

   ・「成長性の高い会社」を狙う

   ・「株価が意図的に抑えられている会社」

     を狙う

   ・「新技術を持つ会社」を狙う

 

第4章 会社の業績を一瞬で判断するための

    最重要ポイント

 1.「四季報」で業績の良い銘柄を一目で

   見分ける法

 2.「割高な銘柄」を避ける3つの方法

 3.決算短信の内容も確認しよう

 

第5章 他の投資家の心理を読めば勝てる!

 1.「デイトレーダー」の投資法から

   需給を読む

   ・1日の間に大きく動く銘柄を狙う

   ・出来高の多い銘柄を狙う

   ・大勢のプレイヤーの心理に合わせて

    売買する

 2.中長期の需給を判断するポイント

 3.「仕手株」における需給と株価の動き方

 4.「テーマ株」の需給と株価の動き方

 5.「坂」から実践的に需給を見る方法

 6.「ロウソク足」と「出来高」から上がる株を

   読む方法

   ・上がる前のチャート「パターン1」

   ・上がる前のチャート「パターン2」

 ーサラリーマンの私が実際にやっていた

  儲かるデイトレード術ー

 

第6章 成功率を大きく高める売買タイミング

 1.成功率を上げるテクニカル指標の見方

 2.買う前に目標株価を決めておく

 3.株を買うタイミングは

   ・上方修正は決算の1週間前が狙い目

   ・なぜか株価が低く抑えられている時は

 4.株を売るべき3つのタイミング

 

第7章 資産3億円を達成するために必要な

    自己コントロール

 1.株で成功している人は自己コントロールができる

 2.一番大事なのは冷静な判断力を失わないこと

   ①本業が手につかないような投資はしない

   ②自分と反対意見に耳を傾ける

   ③損失の責任は自分であると自覚する

   ④株で勝った時こそ油断しない

 3.株式投資にあたって実践すべきこと

   ①買うときは必ず自分の言葉で買う理由を各

   ②損切は必要なときだけ行う

   ③定期的に株価・IRをチェックする

   ④持ち株の1つが倒産しても耐えられる投資を

   ⑤有望な株が無い時は現金を持ち続ける

   ⑥負けた時は原因分析し、投資の糧とする

   ⑦自分の都合で株を売り買いしない

   ⑧目標額に達するまで設けてもかまわない

   ⑨勝っている人の意見を参考にする

 

第8章 資産を大きく増やした実践投資法を公開

 3259 グローバル住販

   (現3271 THEグローバル社)(1回目)

 3259 グローバル住販

   (現3271 THEグローバル社)(2回目)

 8508 Jトラスト

 9427 イー・アクセス

   (9984 ソフトバンクに吸収合併)

 3656 KLa b(1回目)

 3843 フリービット

 3656 KLa b(2回目) 

 

◆-----------------------------------------◆

 

投資の知識は知りたいが、

投資自体に否定的だった。


大手投資会社は盤石な情報収集力と

潤沢な資金で市場操作を行うことさえ可能だ。

しかも売買手続はコンピュータの

アルゴリズムを使用して超高速スピード。

 

始めから勝負はついている。

その戦場に参加していく個人は

喰われに行くのと同じだと思っていた。


日々上下する価格に一喜一憂する人々を

「儲けばかり追いかけても、

 そもそも大半が負け戦なのに…」

と、半ば冷笑していたのだ。

 

知識が無いくせに

我ながら何様だって感じだ。

知識インストール前はこんな認識だった。

 

今は、

投資はルールをみんな承知で参戦すると思えば、

ゲームと割り切って捉えることもできる。


当書の始めで

3億への道のりとして、

元金60万円からスタートし、

2倍にすることを9回繰り返せば

3億になるという計算がある。

 

私にはお金が倍々で増える発想すらない。

お金は「いかにコツコツ稼ぐか」だ。

ちょっと衝撃だった。

 

こんな計算することが投資のスタートなんだろう。

そんなに順調にいかないよ!とは思いますが。


恐らく私のような素人が投資を始める際、

まず銘柄選びでの失敗が予想される。

 

具体手な分析方法を知らないため、

膨大な情報量に呑まれて最終的には

なんとなくで選ぶことになる恐れが…。(汗)


銘柄の選び方やその根拠について

とても分かり易かった。

会社の業績判断のルールが明確で、

各指標をどう分析するか数値の扱いがロジカルだ。

 

著者の堀氏は

名古屋大学理学部数学科卒とのこと。

さすが理系、と感じた。

 

株投資の目的はの大半は儲けること。

でも、他のことに大きな意義を感じた。

 

株価が国内外の社会情勢で影響を受けるなど、

必然的に地球全体の人間活動を

俯瞰して見ることになると思うからだ。

なんて面白そうなんだ。


知識があると認識が変わる。

あれほど懐疑的だった投資に関して

今は意義を感じている。

本当、知らないことはずかしいと

思ってしまった。

 

株投資を実際に始める時には

参考にしたいと思った1冊です。